健康効果だけじゃない!原材料の種類により違う青汁の美容効果とは?

健康効果だけじゃない!原材料の種類により違う青汁の美容効果とは?

最近は健康志向が強まり、様々な健康食品を見かけるようになりました。
そんな中で昔から根強い人気なのが青汁。

青汁と言えば原料としてケールを使ったものが大半でしたが、最近では大麦若葉や明日葉など、原料となる野菜の種類も増えました。それにともない、以前は青臭くて続けるのが難しかった青汁も随分と飲みやすく改良されています。

今では様々なメーカーから趣向を凝らした青汁がたくさん出ていて、何を基準に選べば良いのか迷ってしまう程です。そこで今回は、青汁の原料となる野菜の種類と特徴を詳しくご紹介します。

青汁とは?

青汁は、ケールなどの栄養価の高い緑黄色野菜から作られる健康的な飲み物。野菜をまるごと使うので、野菜の栄養価をそのまま摂取する事ができます。

野菜にはビタミン類やミネラルが豊富に含まれていますから、健康の為にも積極的に取りたいものです。しかし野菜に含まれているビタミンやミネラル類は熱に弱く、栄養価を損なわずに摂取するためには、生で食べなければなりません。

厚生労働省の「健康日本21」で推奨されている野菜の一日の摂取量は350g以上。しかし同じく厚労省の調べによると、私たち日本人の野菜の平均摂取量は266.5gと3分の2程度しか取れていないのです。

栄養価を考えながら毎日の献立を決める主婦にとっては頭が痛くなりそうな量ですね。たくさんの野菜を栄養も考えながらバランス良く摂るのは難しいのではないでしょうか。

そこで青汁の登場です。青汁は生の野菜をミキサーにかけますので量も抑えられて、そのまま食べるよりもずっと効率よく摂取できます。

青汁に使われている野菜は主にケール、大麦若葉、明日葉があげられますが、その効果はそれぞれ異なります。

青汁の種類

ここでは、青汁に使われている野菜の種類と、特徴のある成分をご紹介します。

元祖青汁ケールに含まれるルテインとは?

元祖青汁ともいえるケールはキャベツと同じアブラナ科の緑黄色野菜で、一年中栽培できる非常に強い生命力を持つ緑黄色野菜です。普通のキャベツは成長に従って丸く結球しますが、ケールは不結球性で1枚1枚の葉が真っ直ぐに育つのが特徴です。

ケールには便秘解消の食物繊維や、骨を丈夫にするカルシウムが豊富に含まれていますが、1番の効果は抗酸化作用。ケールにはβカロテンやビタミンC,Eと言った数種類の抗酸化成分が含まれていて体の酸化を防いでくれます。

抗酸化成分の中でも特に注目したい成分がルテインです。ルテインはβカロテンと同じカロテノイドの一種で、体内に吸収されると活性酸素による目の老化を予防します。

紫外線が目に入ると活性酸素が発生して水晶体や網膜が酸化します。

水晶体が酸化すると水晶体が白く濁る白内障の原因となります。また、網膜が酸化すると中心にある黄班が傷つけられ、視力が低下したり、ものがゆがんで見えるようになります。

ルテインには、水晶体や網膜に発生した活性酸素を消去する働きがあり、様々な目の疾患、老化現象を防いでくれるのです。

ブルーライトにも効果あり!

さらにルテインにはブルーライトを吸収・遮断する効果もあります。光にはグリーンやイエローなど様々な色がありますが、ブルーライトは紫外線に次いで強いエネルギーを持つ光で、長時間ブルーライトを浴びると網膜や角膜を傷付けます。

ブルーライトはTV、PCやスマホ、LED電球に使用されていて、現代人は常にブルーライトの刺激に晒されているため目が疲れやすくなっています。PCやスマホを長時間使用する方はブルーライトのダメージから目を守るためにもルテインを摂取すると良いでしょう。

ケールのルテイン含有量は100g中21.9mg。同じくルテインを豊富に含むホウレン草でも100g中10.2mgと、ケールの半分しかありません。体内でルテインを作り出すことはできませんから、意識して摂取することが大切です。

明日葉に含まれている3つのポリフェノールとは?

明日葉はせり科の植物で、葉を摘んでも明日にはもう別の若葉が出ていると言われるほど成長が早い事からこの名前が付けられています。そんな生命力の強い明日葉は抗酸化成分であるβカロテンや、代謝をアップするビタミンB2、鉄分などのミネラルが豊富に含まれています。

明日葉の青汁の特徴としてはカルコンとクマリン、ルテオリンという、他の青汁にはないポリフェノールが3つも含まれていることです。

カルコンは明日葉の茎を切った時に出てくる黄色い液体に含まれている成分で、血管を広げる効果があります。血管が拡張されれば血液が流れやすくなり代謝が促進されますから女性に多い冷え性やむくみの改善になります。

また血管の収縮によって起こる高血圧を予防する効果がありますので、明日葉は特に40代女性にお勧めです。

女性ホルモンには血管を拡張する作用があるのですが、女性ホルモンが減少する40代になると血管が収縮して血行が低下するからです。

更にクマリンは、血液を固まりにくくする作用があり、脳梗塞や心筋梗塞などの原因となる血栓が作られるのを防いでくれます。明日葉には血流を改善する効果のあるカルコンとクマリンが含まれていますので、Wの効果で40代女性の悩みを解決してくれるでしょう。

3つ目のポリフェノールルテオリンの効果とは

さらに明日葉には花粉症やアトピー、ニキビや赤ら顔の改善も期待できます。明日葉に含まれているルテオリンには強い抗アレルギー、抗炎症効果があり、アレルギー症状の改善効果があるのです。

アトピーなどのアレルギー症状は、アレルギーの原因となるアレルゲンが血液中にあるIgE抗体と結合することから始まります。

血液中には脂肪細胞があって、脂肪細胞の先にはIgEという抗体があります。このIgE抗体とアレルゲンが結合すると、脂肪細胞の内側から炎症物質であるロイコトリエンが放出されて、くしゃみや湿疹などのアレルギー反応が起こるのです。

ひとたび炎症が生じると、炎症が起きた部分の細胞が酸化して、さらに多くのロイコトリエンが生成される悪循環となります。

明日葉に含まれているルテオリンにはロイコトリエンを作り出す際に必要な酵素の働きを抑制する効果があり、アレルギー症状を緩和する効果があります。

このように明日葉の青汁には血流やアレルギーの改善効果があり、女性だけでなく花粉症などでお悩みの男性にもお勧めです。

食物繊維たっぷり!大麦若葉で便秘解消

大麦若葉はイネ科の植物である大麦の若い葉の部分のことです。大麦はまだ実をつける前の若葉の頃が、1番栄養価が高いため、青汁には大麦の若葉のみが使用されています。

大麦若葉の青汁にはよくダイエット効果があるとされていますが、大麦若葉のどんな成分がダイエットにつながるのでしょうか。

大麦若葉は青汁の中でも特に多くの食物繊維を含み、便秘解消や腸内環境の改善効果があります。食物繊維には水に溶ける水溶性食物繊維と、水に溶けない不溶性食物繊維の2種類がありますが、どちらも消化酵素で分解されることなく排出されるので便秘解消に効果的。

まず水溶性食物繊維とは、文字通り水に溶ける食物繊維のことです。体内でゼリー状に溶け、腸内にこびり付いた宿便をふやかして柔らかくしてくれます。その後大腸まで行くと発酵して善玉菌のエサとなり、善玉菌を増やし、腸内環境を整えてくれるのです。

腸内環境が整えば腸の動きも活発になるので便秘が解消されるでしょう。

次に、不溶性食物繊維は体内に入ると水分を吸収して大きく膨らみます。膨らんだ食物繊維は腸壁を刺激して蠕動運動(ぜんどううんどう)を活発にします。

しかし不溶性食物繊維だけを摂取していると腸内の水分が吸収されて便が硬くなってしまう恐れも。そうならないためには水分も一緒に摂るか、水溶性の食物繊維も一緒に摂取することが大切です。

大麦若葉には2つの食物繊維が入っていますので、便が硬くなる心配もなく安心して摂取できるのです。

女性は40代になると体の変化が激しくなり、更年期から来るストレスや自律神経の乱れから便秘になりがちです。日ごろから食物繊維をたっぷりと摂って、宿便を溜めないようにしましょう。

脂肪分解酵素リパーゼでダイエット効果!

大麦若葉には便秘解消効果がありますが、ダイエットのためには今体にある脂肪を燃焼させることも必要です。しかし脂肪を燃焼させる前に、脂肪を分解させる必要がある事はご存知でしょうか。

いくら運動をしても脂肪が分解されなければ脂肪は燃焼せず、痩せることはできないからです。

この脂肪を分解するために必要な酵素が ホルモン感受性リパーゼです。ホルモン感受性リパーゼは脂肪細胞の中に存在する酵素で、中性脂肪(ぜい肉)を遊離脂肪酸とグリセリンに分解します。

分解された遊離脂肪酸とグリセリンは血中に流れて筋肉に運ばれ、エネルギーとして消費されます。大麦若葉にはリパーゼが豊富に含まれていて、ぜい肉を分解する効果があるのです。

40代になると代謝も落ちてきて今までのような短期集中のダイエットでは結果が出にくくなってきています。日ごろの運動の他に、大麦若葉が配合された青汁を習慣的に飲むことで中性脂肪を分解しましょう。

またリパーゼは、カルシウムやマグネシウムなどのミネラル類と一緒に摂取すると活性化されることがわかっています。大麦若葉はこれらのミネラルもバランスよく含んでいますからダイエットとして飲む方にはピッタリの青汁です。

おすすめの青汁3選

ここではお勧めの青汁を3つご紹介します。どの青汁も栄養のバランスを考えて数種類の野菜を配合しています。

ヘルスマネージ大麦若葉青汁<難消化性デキストリン>

ヘルスマネージ大麦若葉青汁<難消化性デキストリン>は血糖値が気になる方にお薦めの青汁です。商品名についている難消化性デキストリンは、トウモロコシのでんぷんに含まれている、糖質と水溶性の食物繊維から構成された成分です。

難消化性デキストリンは体内で他の食べ物を包み込んで、栄養の吸収速度を穏やかにする効果があり、血糖値の急上昇を抑えることができます。

血糖値の急上昇の繰り返しは糖尿病になる危険性もありますし、インリンホルモンの分泌量が増えて脂肪をため込みやすくなります。難消化性デキストリンを食べ物と一緒に摂取することで生活習慣病の予防になります。

青汁サラダプラス

朝イチスッキリ!青汁サラダプラスは大麦若葉やケール、明日葉などの青汁の原料の他にリンゴや抹茶などの素材をプラスして飲みやすさもこだわった青汁です。更に黒大豆や小豆などの穀物を発酵して作った酵素も配合。

加えて野菜の食物繊維の他に、こんにゃくいも由来の食物繊維グルコマンナンの効果で頑固な便秘解消も期待できます。

ヘルスマネージ大麦若葉青汁キトサン

ヘルスマネージ 大麦若葉青汁 キトサンは不溶性食物繊維キトサンを配合した青汁で、コレステロールの気になる方にお勧めです。キトサンとはカニの甲羅の部分から抽出された食物繊維で、胆汁酸というコレステロールを原料として作られる成分を吸着して排出する効果があります。

胆汁酸をたくさん作ることでコレステロールが消費されますし、古い胆汁酸を排出して新しい胆汁酸が合成されることで基礎代謝を上げることができ、脂肪燃焼にもつながります。
コレステロールが気になる方、脂肪燃焼でダイエット効果を得たい方にお勧めです。

どんな効果があるのかは青汁によって様々

最近の青汁は1種類の野菜のみ使用したものは少なく、メインとなる野菜とその栄養価を補うような野菜が何種類か配合されているものがほとんどです。青汁を選ぶ際にはそれら野菜にどんな栄養素があるのかを理解した上で選ぶことが大切です。

青汁は健康維持を目的として飲む場合が多いですが、中には注意が必要なケースもあります。

例えば肝臓機能が低下している方が、カリウムが豊富に含まれているケールの青汁を摂取するとカリウムが過剰に溜まって不整脈などの障害を起こしてしまいます。肝臓に限らず慢性的な疾患を抱えている方は摂取する前に医師に相談しましょう。

また青汁は毎日続けて飲むことで少しずつ健康効果を実感できるものです。ですから味にもこだわって、きちんと続けられるものを選びましょう。

今回ご紹介した青汁の中には定期購入が可能なものもあります。青汁を選ぶ時は自分の健康状態や、続けやすさも考慮して選んでください。

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