抗酸化作用だけじゃない!ハスカップは女性に嬉しい成分がたくさん!

抗酸化作用だけじゃない!ハスカップは女性に嬉しい成分がたくさん!

皆さんはハスカップをご存知ですか?

ハスカップは一見ブルーベリーのようにも見える青紫色をした小さな実で、ブルーベリーが丸い実であるのに対し、ハスカップは少し細長い形をしています。

含まれている成分もブルーベリーに似ていることから、よく比較されることもあります。

今まではブルーベリーに押されてあまり注目を浴びていなかったハスカップですが、実はブルーベリーを上回る優れた抗酸化作用があるのです。

さらに女性が不足しがちな成分も効率よく摂取できる、女性にぴったりのフルーツ。

今回はハスカップに含まれている成分やその効果をご紹介します。

ハスカップとは

ハスカップはスイカズラ科スイカズラ属の落葉低木で、正式名は黒実鶯神楽(クロミノウグイスカグラ)。

ハスカップという名称はアイヌ語で『枝の上に沢山なるもの』の意味を表すハシカップに由来すると言われています。

6月頃に咲く白いラッパ状の花は、一つの子房(受粉後実になる部分) から2つの花を咲かせ、その後ひとつの実を結ぶ、スイカズラ科特有の実の付け方をします。

原産はシベリアのバイカル湖周辺とされ、日本では北海道や本州の高山地帯などの寒冷な地域に自生しています。

昭和61年に北海道苫小牧市の市の花として制定されてからは、北海道のお土産としてハスカップを使ったクッキーやジャムなどをよく目にするようになりました。

ハスカップの果皮は薄く、生のままでは配送が難しいため、ジャムやジュースなどの加工食品が多かったのですが、最近では通販で冷凍のハスカップも手に入るようです。

ハスカップの収穫量は昭和59年頃まではブルーベリーと同等でしたが、ハスカップの果皮が破れやすい事や、1粒が1g程度と小さく収穫に手間がかかる事から収穫量が伸びず、その後のブルーベリー人気によって、ハスカップの収穫量は減少していきました。

しかし、ハスカップにはブルーベリーよりも高い抗酸化作用やビタミン類が豊富に含まれていることから、最近になってその健康効果が注目されています。

現在ではハスカップの品種改良がおこなわれていて、従来の2倍の大きさがあり糖度も高い“あつまみらい”や、“ゆうしげ”と言った新しい品種も登録されるようになりました。

新しい品種開発が進められ、ブルーベリーのようにポピュラーになりつつあるハスカップには、どんな成分が含まれているのでしょうか。

シアニジンの効果で目のトラブルを予防

ハスカップの成分といえばアントシアニン。このアントシアニンはポリフェノールの一種で、いくつかの種類に分けられますがハスカップに多く含まれているのはシアニジンと呼ばれる抗酸化物質。

シアニジンはアントシアニンの中でも特に高い抗酸化作用を発揮し、眼精疲労や老眼、白内障、緑内障と言った目のトラブルに有効です。

目の網膜の中には物を見る際に必要な成分、ロドプシンというタンパク質があります。

ロドプシンは網膜に映った映像を信号化する際に分解され脳に送られます。この信号が脳に届くと私たちは“物が見えている”と認識するのです。

ロドプシンは脳に信号を送った後、再合成されて再び信号を作るといったサイクルを繰り返しますが、加齢や目を酷使することでロドプシンの再合成が間に合わなくなり目がかすんだり、眼精疲労を感じたりします。

シアニジンはこのロドプシンの再合成を促進し、かすみ目や眼精疲労を緩和する効果があるのです。

また物をクリアに見るためには、水晶体の厚さを調節してピントを合わせる毛様体筋と言う筋組織が弛緩と緊張をスムーズに行うことが大切。

しかし、目を酷使して毛様体筋が長時間緊張状態にあると、近眼や老眼などの視力低下が起こります。シアニジンには毛様体筋を弛緩させる効果があり、
緊張をほぐして視力の低下を防ぎます。

さらに紫外線やPCのブルーライトをたくさん浴びると目の中に活性酸素が発生。

活性酸素は毛細血管の流れを低下させ緑内障や白内障の原因となります。シアニジンの抗酸化効果は、毛細血管が酸化するのを予防して血流の低下を防ぐのです。

白内障というとお年寄りの病気のようなイメージがありますが、早い人では40代から発症し、80代ではほとんどの方に白内障の症状が見られる中高年期に頻発する病気。

日ごろからPCやスマホを見る機会が多い方は特に積極的にハスカップを摂取しましょう。

αトコフェロールは女性の味方!

さらにハスカップにはビタミンEも多く含まれています。ビタミンEは体の酸化を食い止める抗酸化作用でおなじみですが、ほかにも女性にうれしい効果があります。

ビタミンEには、α、β、γ、δトコフェロールと、α、β、γ、δトコトリエノールの8種類があり、それらを総称してビタミンEと呼びます。

ハスカップに含まれているビタミンEは、生理作用などの体の特定の働きを調節する役割の強いαトコフェロールで、不妊に良いとされているのはこのαトコフェロールだけ。

αトコフェロールは、不妊改善の他にもPMS(生理前症候群)や更年期障害の緩和に効果を発揮します。

これはαトコフェロール以外のビタミンEが肝臓で代謝され体外に排出されるのに対し、αトコフェロールはホルモン分泌に関わる部分まで行き届くためです。

αトコフェロールは肝臓でキロミクロンというたんぱく質に取り込まれ、血液中に移動、その後各細胞や卵巣、女性ホルモンの分泌に関わる副腎や脳下垂体にも運ばれ、正常なホルモン分泌を維持します。

不妊やPMS,更年期はホルモンのバランスが崩れている事も原因の一つ。αトコフェロールは、ホルモン分泌を正常な状態にし、これらの症状を改善します。

その他にもαトコフェロールには血管の収縮を促すプロスタグランジンと言う神経伝達物質の生成を抑制して血行を広げ、血行を改善する作用もあります。冷えは妊娠の大敵ですし、生理痛やPMSも生理中の血行不良が原因の一つですからαトコフェロールはまさに女性の味方。

これらの症状に悩んでいる女性の方は毎日を快適に過ごすためにもαトコフェロールが豊富に含まれているハスカップを積極的に摂取したいですね。

ハスカップなら吸収率の低い鉄分も効率よく摂取!

またハスカップには鉄分も豊富に含まれているので、女性に多い貧血や冷え性の改善に効果的。

貧血の改善には鉄分の摂取が必須ですが、実は鉄は吸収率が悪く食べ合わせなどで工夫が必須です。しかしハスカップなら、効率よく鉄分を摂取することができます。

ハスカップに含まれている鉄分が効率よく摂取できる理由を説明する前に、まずは鉄の種類についてご紹介しましょう。

食べ物に含まれる鉄には2種類あり、肉や魚に含まれるヘム鉄と、植物に含まれる非ヘム鉄に分けられます。ヘム鉄の吸収率は10~20%、非ヘム鉄の吸収率は0~15%程度と非常に低く、特に毎月の生理がある女性は不足しがちな成分。

ハスカップに含まれる鉄分は非ヘム鉄ですから、普通に考えればあまり鉄分は摂取できず、貧血や冷え性の改善までは期待できないですよね。

しかしそんな非ヘム鉄でも、以下の成分と一緒に食べると吸収率がアップするのです。

・ビタミンC…鉄の吸収が行われている十二指腸は弱アルカリ性で、ヘム鉄(二価鉄)が吸収されやすい状態。しかし植物に含まれる鉄は非ヘム鉄(三価鉄)。

このままの状態では吸収率が悪くなってしまいます。しかしビタミンCを同時に摂取すると、非ヘム鉄が吸収しやすいヘム鉄に還元されて吸収率がアップします。

・クエン酸…鉄は胃酸が分泌されると吸収率が上がります。クエン酸は胃酸の分泌を促進する作用が有りますから、鉄分との相性はバッチリ。

ハスカップにはもともとビタミンCとクエン酸の両方が含まれているため、そのまま食べるだけで効率よく鉄分を吸収することが出来るのです。

さらにタンパク質も鉄分の吸収率をアップさせますので、ハスカップジャムを食パンに付けて食べるのはとても効率の良い食べ方。毎日パンを食べているという方はハスカップジャムがお勧めです。

どこで買える?お勧めのハスカップ商品

こんなにもうれしい効果のあるハスカップですが、生のハスカップは限られた地域でしか手に入りません。

そこでお勧めなのが通販。ここでは通販で注文できるハスカップを使用した商品をご紹介します。

・TV番組で紹介されて人気となった“よいとまけ”は、ハスカップジャムをロールカステラの表面にたっぷりと付けた大人気のお菓子です。

販売元である株式会社三星はハスカップのお菓子屋として知られていて、ほかにもホワイトガナッシュチョコレートにハスカップを混ぜ込みクッキーでサンドした“ゆのみのんの”やジャム、冷凍ハスカップも通販にて入手可能です。
//yoitomake.jp/has-sweets.html

・北海道知床にある三左ヱ門本舗では、農薬、化学肥料不使用で栽培したハスカップの実を冷凍にて販売しています。

2011年からは新千歳空港にも店舗をOpen。北海道産のてんさい糖のみを加えて作ったハスカップのジャムもお勧めです。
//www.siretoko.com/hascup.htm

・morimoto(もりもと)では、ハスカップのジャムとバタークリームをクッキーで挟んだ焼き菓子「ハスカップジュエリー」が購入可能。

クッキーの周りをチョコレートで縁取り、甘酸っぱさと甘さの調和した味が楽しめます。
https://morimoto-shinya.jp/haskapp/haskappjewelry/

・新千歳空港に店舗を構えるハスカップHokkaidoでは、冷凍のハスカップの他、ハスカップを使った紅茶やワインを扱っていて、通販でも購入可能。

紅茶にはフリーズドライのハスカップ粉末が入っていて、ハスカップの爽やかな香りが楽しめます。

新千歳空港二階にある店舗にはイートインコーナーもあり、生ハスカップジュースやハスカップのソフトクリームが食べられます。
//haskap-hokkaido.com/shop_haswine.html

おいしく食べて女性の悩みを改善しましょう

北海道では、時期になるとハスカップ狩りも楽しめるのだとか。しかしなかなか北海道までは行けないと言う方は、先程紹介したハスカップ商品を取り寄せて、美味しく健康になって下さいね。

アントシアニンやビタミンE,ビタミンCなど、抗酸化作用のある成分が詰まったハスカップは、まさに女性にピッタリの食べ物。

血行の悪さ、PSMや更年期の症状に悩んでいる方は、ハスカップを摂取してみてはいかがでしょうか。

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