ヨーグルトより効果的!ケフィアの腸内環境改善作用で体スッキリ

ヨーグルトより効果的!ケフィアの腸内環境改善作用で体スッキリ

みなさんはケフィアってご存知ですか?
ケフィアは日本ではヨーグルトきのことも呼ばれていて、見た目はヨーグルトにそっくりな食べ物。

ヨーグルトよりも酸味が少なく、健康効果もヨーグルト以上と言われているのに、なぜかスーパーで見かけることはありません。

今回はケフィアの健康効果や、スーパーなどで手軽に購入できない理由、ケフィアの入手方法をご紹介します。

ケフィアとは?

ケフィアとはロシアのコーカサス地方が発祥の発酵食品。コーカサス地方では2000年以上前から食されている伝統食でもあります。

ケフィアがヨーグルトきのこと呼ばれている理由は、このケフィアグレインがカリフラワーのような小さな塊(Grain)をした形状をしていて、まるできのこのように見えることから付けられました。

コーカサス地方の人々はケフィアの元となる種菌ケフィアグレイン(kefir grain)を各家庭毎に持っていて、自宅で発酵させケフィアを作っています。
ちょうど日本の糠漬けを作る糠床が各家庭毎に伝承されているのと同じですね。

以前のヨーロッパではすでにヨーグルトが広まっていた事もあり、ヨーグルトに似ているケフィアは、ごく限られた地域でのみ食されていました。

しかしコーカサス地方の人々が長寿であるのは、コーカサスの人々が食べているケフィアに関係してるのではないかと考えた研究者らの手によって研究が進められ、ケフィアの健康効果が注目される事となったのです。

それでは、研究の結果判明したケフィアの健康効果とは、一体どんなものなのでしょうか。

ヨーグルトと何が違うの ケフィアの効果とは?

ケフィアの健康効果をご紹介する際によく比較されるヨーグルト。ケフィアもヨーグルトも牛乳を原料とする同じ発酵食品で、腸内環境の改善効果があります。

腸内には100種類以上の善玉菌や悪玉菌、日和見菌と言った様々な種類の常在菌が存在していますが、これらの菌をまとめて腸内フローラと呼びます。

この腸内フローラはどうやって形成されるのでしょうか。
実は人間はお母さんのお腹の中にいる時は無菌の状態。しかし産まれてくる際に通る産道には、善玉菌や悪玉菌などの様々な種類の菌が存在します。

赤ちゃんは産まれてくる際にその産道を通ることで、母親から菌を貰います。さらにその後も周囲の環境から善玉菌、悪玉菌と様々な菌をもらうのです。

こうして成長と供に菌の数や種類は体内で増えていき、人それぞれ異なる細菌のバランスが形成されていきます。

腸内フローラは指紋と同様に、一つとして同じものはなく、たとえ一卵性双生児でさえも異なる腸内フローラを持つと言われています。

ですから自分の腸内には、どんな菌が、それぞれどのくらいの割合でいるのかわからないのです。

食べ物から腸内環境を整える為には、できるだけ沢山の種類の菌を摂取した方が良いとされているのはこのためです。

ヨーグルトは乳酸菌、又は酵母菌のどちらか一種類を使用した単独発酵ですが、ケフィアは乳酸菌と酵母菌を使用した共生発酵。

単独発酵のヨーグルトは使用する微生物の種類が数種であるのに対して、共生発酵のケフィアは数十種類。本場ロシアで作られているケフィアは、100種類近くもの微生物を使用し作られているのです。
 
より多くの種類の菌を摂取できるケフィアは、ヨーグルトよりも自分に必要な菌を摂取しやすく、多くの方の腸内環境を整える力があるというわけなのです。

太っている人は腸内フローラが偏っている!?

人それぞれ異なる腸内フローラ。この腸内フローラは太りやすさにも関係している事が、最近の研究でわかってきました。

2013年ワシントン大学のジェフリー,ゴードン博士らは、腸内フローラが肥満に及ぼす影響を実験しています。

これは、肥満の人から採取した腸内細菌を移植したマウスと、痩せた人から採取した腸内細菌を移植したマウスに、同じ内容のエサを与えた場合の体重の変化を比べたもので、

肥満の人から採取した腸内細菌を移植したマウスは 痩せた人から採取した腸内細菌を移植したマウスに比べて体重が増加し、より多くの脂肪が蓄積しました。

全く同じエサを食べていたのに違いが出るのは、体内に入ってきた栄養の代謝を変化させる腸内細菌によるものと考えられます。

実際に腸内細菌が偏っている方は、腸内細菌が偏っていない方と比べて太っている傾向があり、腸内フローラの違いが体型に影響を及ぼす事が証明されています。

体型維持やダイエットの為には、腸内細菌の数を増やす事が大切。ケフィアなら一度に数十種類の菌を摂取できるので効率よく腸内フローラを改善することができます。

体調に大きく影響する腸内環境

さらに腸内細菌は血流にも関係しています。

腸内環境が悪化すると悪玉菌が増えます。悪玉菌が優勢だと蠕動運動が鈍くなり、便秘がちに。すると、悪玉菌は腸内に溜まった老廃物を分解して有害な物質を作り出します。

この有害物質が、腸壁から吸収され血液に入ると血液はドロドロになり、血流が低下します。

また腸内にあるタンパク質が腐敗することで毒素やガスが発生。これらの毒素は血液にのって全身を巡り、ニキビや吹き出物などの肌荒れの症状が現れます。

さらに腸の働きが鈍くなると、体は吸収しやすい糖分ばかり欲するようになり、益々太りやすい環境になるなど、腸内環境はさまざまな弊害をもたらすのです。

逆にビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌は、食べ物の消化促進作用や、悪玉菌を抑制する作用があります。他にもコレステロール値を下げる作用、血液やリンパの流れを促す作用など、さまざまな嬉しい効果をもたらしてくれます。

そのため、美容と健康のためには腸内にいる常在菌を善玉菌優位にする事が大切。善玉菌はストレスや偏食、加齢によっても減少し、善玉菌が減少すれば悪玉菌は増えてしまいます。

特に40代以降の中年期になると、大腸菌やウェルシュ菌と言った悪玉菌の割合が増えて、老年期になるとビフィズス菌の割合を上回るようになります。

年齢を重ねれば自然と善玉菌も減少しますから、積極的に善玉菌を摂取しましょう。

どんな効果があるの?乳酸菌、酵母菌

腸内環境の大切さが分かったところで、ケフィアに含まれている乳酸菌と酵母菌の効果をご紹介しましょう。

乳酸菌の効果

乳酸菌とは、 ヨーグルトや味噌などの発酵食品を作る際に使利用されている菌。 ブトウ糖などを使い、酢酸という物質を作り出す微生物の総称名です。

乳酸菌は菌種により働く場所が異なりますが、多くの乳酸菌は小腸で働きます。小腸は食べ物の消化吸収を行う所ですが、同時に免疫システムも備えています。

小腸はこの免疫機能を働かせて体に必要な栄養分を吸収し、体に悪いものを排出するように区別しているのです。

しかし小腸が悪玉菌優位だとこの免疫機能がうまく働かず、本来吸収されるべき栄養分がそのまま大腸に運ばれたり、体に必要の無い成分が吸収されて下痢を起こしやすくなったりします。

小腸の免疫機能を正常に保つには善玉菌優位の環境に整えることが大切。

乳酸菌が作り出す酢酸は殺菌作用があるので、悪玉菌の増殖を抑えて、腸内フローラを善玉菌優位の状態にしてくれます。善玉菌優位の小腸では、蠕動運動が促進さて排便をスムーズにし免疫機能も正常に機能することが出来るのです。

肌の糖化予防も!酵母菌の効果とは?

一方酵母菌は大腸と小腸の両方で働く菌。大腸は小腸で吸収しきれなかった水分やカリウム、マグネシウムといった電解質を吸収して不要物を外へ排出します。酵母菌は腸内で善玉菌として働き、小腸と大腸の両方の腸内環境を整えるだけでなく発酵作用で糖分を分解します。

発酵とは、糖分をアルコールと炭酸ガスに分解する事。生きた酵母が腸に届くと、本来吸収されるはずの糖分を分解してくれるので太りにくくなりますし、血糖値の急上昇も抑えて糖尿病予防にもなります。

また糖分の過剰摂取は、太るだけでなく、肌がくすんだりシワが増える‘肌の糖化’も引き起こします。
酵母菌を摂取して若々しい体型とお肌を保ちたいですね。

さらに酵母にはビタミンB群が豊富に含まれています。ビタミンB群は食べ物の栄養をエネルギーに変えて代謝を促すビタミン。

女性の場合、40代に入り女性ホルモンが減少すると、ビタミンやミネラルの吸収率が低下してきます。疲れがいつまでも取れなかったり、血色が悪くなるのはビタミンB群が不足して代謝が衰えている場合もあります。

このように乳酸菌と酵母菌はそれぞれ発酵の仕方により名前が異なりますが、腸内ではどちらも善玉菌として働き、腸内環境を整えてくれるのです。

ケフィアがスーパーなどで売っていない理由

腸内環境を整えるのに効果的なケフィアですが、一つ大きなデメリットがあります。
それは、スーパーやドラッグストアなどで気軽に購入できない事。

ケフィアのメリットはなんといっても生きた菌。しかし菌が生きているということはいつも同じ商品が安定して届けられないということでもあります。

菌が生きていればスーパーに並べられているときにも発酵が進み、お客さんの口に入る頃までには製造時と味が変わってしまいます。

また発酵中はガスが発生しています。そのため販売する容器にはガス抜きのために穴を開ける必要があるのですが、日本では商品化して流通させるには容器を密封させておかなくてはならないと言う規則があります。

ですから、仮に日本の規則に則って密封した容器で販売すると、容器がガスの圧力で破損という事態が予想されるのです。

実際に海外で販売されているケフィアの容器には、小さな穴が空いていて破損事故が起こらないようになっています。

その為日本で販売されているケフィアのほとんどが、錠剤や粉末状に加工された物や、自宅で作るための粉末の菌種ばかりです。

自宅で発酵するのが面倒だという方は粉末や錠剤タイプのケフィアがよいでしょう。

お勧めのケフィアをご紹介

最後に、お勧めのケフィア商品をご紹介します。

やずやの粉末ケフィア「乳酸菌とケフィアの力」は、3種類の酵母と4種類の乳酸菌が摂取できます。

本場コーカサス産の正統菌種を使用し、熱を加えないフリーズドライ製法によって粉末化しています。粉末ですが水なしでそのまま飲めるのも嬉しいですね。
//www.yazuya.com/items/kefir/premium/

本格的なケフィアを自宅で作りたいという方は、ロイヤルユキが販売するケフィア倶楽部がお勧め。
こちらは牛乳に種菌を入れるだけの簡単発酵。自宅で菌を発酵する際は衛生面に不安が残りますが、ケフィア倶楽部は1回ごとの使いきりタイプですので安心です。

使用する牛乳によって味わいも変わりますから自分好みのケフィアを探してみてください。
//kefirfan.com/
  
いかがでしたか。腸内細菌を整える事がこんなにも大切だったなんて意外でしたね。

腸内環境のためには善玉菌を増やすことが大切ですが、外部からとった菌は3,4日で体の外へ排出してしまいます。

健康や体型維持の為に、普段から善玉菌を増やすケフィアを摂取して腸内細菌のバランスを整えておきましょう。

どんな健康食品も続けることが大切です。自分のライフスタイルに合わせて、無理なく続けられるケフィアを選んでくださいね。

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