抗酸化やPMS対策、冷え性改善まで!女性におすすめ抹茶の効果とは

抗酸化やPMS対策、冷え性改善まで!女性におすすめ抹茶の効果とは

昔から日本人に親しまれている抹茶。

最近では抹茶を使ったスイーツが人気で、セブンイレブンが抹茶を使用したシュークリームを発売したり、ポッキーやトッポなどのお馴染みのお菓子にも抹茶味が登場しています。

さらに抹茶は外国人の間でも大人気。ニューヨークやアラブ首長国連邦、マレーシアでも抹茶のアイスやパフェが食べられるカフェが人気です。甘いアイスやチョコと一緒に食べると、抹茶のほろ苦い味がアクセントになって美味しいですよね。

そんな抹茶はおいしいだけじゃなく、女性に嬉しい美容効果、健康効果が期待できるのです。抹茶にはどんな成分が含まれているのでしょうか。

抹茶とは?抹茶が出来るまで

抹茶の原料となる茶葉は碾茶(てんちゃ)と呼ばれています。通常のお茶は収穫後に蒸し、揉んで針のような棒状にしてから乾燥させますが、碾茶は蒸して冷却した後、揉まずに乾燥さます。その後茎や葉脈を取り除いてから茶臼で引いて粉状にし、抹茶となるのです。

碾茶の栽培方法は、覆下栽培(おおいしたさいばい)と言う日々の天気にあわせてお茶の木に布を被せ、太陽の光をカットしながら育てる方法。これは旨み成分であるアミノ酸のテアニンが、日光に当たると苦味成分であるカテキンに変化するためです。

日光を避けて育てることで旨み成分を引き出し、苦みを抑えるように栽培しているのです。

このようにして出来た抹茶の魅力は、お茶の栄養価をまるごと摂取出来ること。日頃私たちが飲んでいる熱湯で茶葉を煎じて飲む緑茶や煎茶は、茶葉から溶けて出てきた成分しか摂取できません。

そのため、茶葉を煎じて飲む方法では水溶性の栄養分しか摂取することが出来ず、茶葉に含まれているビタミンAやビタミンEと言った脂溶性のビタミン類は茶殻と一緒に捨ててしまっているのです

しかし抹茶は、臼で挽いて粉末状にしているので、お湯に溶けにくい脂溶性の成分もまるごと摂取出来ます。さらにスムージーに混ぜたり、甘いスイーツに混ぜて食べる事も出来るのでお茶よりもアレンジしやすいのも魅力です。

ビタミンAになる?βカロテンの効果とは?

抹茶の魅力は先ほども紹介したとおり、茶葉を丸ごと摂取できること。これによって、ビタミンEやプロビタミンAなどのお湯に溶けだしにくい脂溶性分も効果的に摂取できます。

プロビタミンAとは、体内に入るとビタミンAに変換されるものの総称名です。プロビタミンAの内、抹茶にはβカロテンをメインにαカロテン、クリプトチサンチンが含まれています。

プロビタミンAには強い抗酸化作用があり、中でもβカロテンは生活習慣病である動脈硬化の予防に有効。動脈硬化は、血中にある悪玉コレステロールが酸化して粘性の強い過酸化脂質となり、血管内にこびり付いて血液がつまり易くなることが原因の一つです。

βカロテンは悪玉コレステロールが酸化するのを防いで、血管が詰まるのを予防します。また、コレステロールと女性ホルモンは関係していて、女性の場合は女性ホルモンの分泌が少なくなる40代後半から動脈硬化を起こしやすくなります。

これは、悪玉コレステロールを分解し、善玉コレステロールを合成する作用のある女性ホルモン「エストロゲン」が閉経により、急激に減少するからです。

このため更年期症状が出始めたら、βカロテンを多く含む抹茶を日々の習慣に取り入れて、血管を詰まらせないようにすることが大切。いつまでも血液サラサラの状態でいられるように心がけましょう。

またビタミンAは、細胞の分化に必要な成分で肌や粘膜の代謝を促します。

代謝が活発になればターンオーバーもスムーズになり、肌の乾燥やくすみの改善効果も期待できます。ターンオーバーの遅れはしわやシミを作りやすくしますから若さを保つためにも、積極的に摂取しましょう。

抗酸化作用だけじゃなかった!ビタミンEの効果

更に抹茶は、脂溶性ビタミンであるビタミンEも豊富に含んでいます。ビタミンEと言えば抗酸化作用が有名ですが、抗酸化の効果は冷えの改善にもつながるのです。熱は血液にのって運ばれるため、血行不良になると体が冷えます。

βカロテンの抗酸化作用でも説明したとおり、血管内にあるコレステロールが酸化して過酸化脂質になると、血管内にこびり付き血液の流れが悪くなります。ビタミンEは高い抗酸化作用で過酸化脂質が作られるのを抑制し、血液の流れをスムーズにするのです。

また血液の主成分である赤血球が酸化することも血行不良の原因となります。赤血球の外側にある膜は不飽和脂肪酸で構成されていますが、活性酸素により酸化されると赤血球が変形したり、硬くなって柔軟性を失います。

柔軟性を失なった赤血球は毛細血管をスムーズに通れなくなり、熱が末端まで行き渡らなくなるのです。

ビタミンEは、赤血球の膜を酸化から守り、赤血球の柔軟性を維持します。この働きにより、血液が体の隅々まで行き渡り、末端まで熱を運んでくれるのです。

女性に多い頭痛や肩こりの原因も血行不良から来るものです。日頃からビタミンEが豊富な抹茶を摂取して、血流をアップさせましょう。

成分が違う!抹茶と緑茶粉末

抹茶と似たようなもので、緑茶の粉末があります。お湯に溶かして飲むだけなので急須を使う必要がなく、茶殻も出ないためオフィスなどで人気です。

この粉末の緑茶と抹茶、一見同じように見えますがどんなところが違うのでしょうか?

粉末緑茶と抹茶の1番の違いは、使用する茶葉。冒頭でも紹介しましたが、抹茶は覆下栽培で育てた茶葉を蒸した後、揉まずに乾燥させた碾茶を使用。一方緑茶は、覆下栽培を行わずに日光をたくさん浴びて育った茶葉を使用し、蒸した後に揉んで針状にしてから乾燥させています。

この覆下栽培を行ったかどうかによって、旨み成分のテアニンと苦み成分のカテキンの含有量が違ってきます。抹茶は旨み成分のテアニンが多いので、緑茶よりも旨みや甘みが強いのです。

対して緑茶粉末はカテキンを多く含んでいるので苦みが増し、あっさりとした味になっています。

抹茶に多く含まれるテアニンには以下のような効果があります。

テアニンの効果

・リラックス効果…テアニンには興奮を抑える鎮静効果があります。食材が持つ栄養を研究している太陽化学が行った実験によると、テアニンを摂取した後はリラックスした時に出るα波が多く出現することが確認されています。

α波はテアニン摂取後40分で現れます。睡眠40分前に抹茶を摂取しておけば、リラックス効果で眠りにつくことができるでしょう。

・冷え性改善…先ほどのリラックス効果によってα波が出現すると、筋肉が弛緩して血管が拡張し、血行が良くなります。

・月経前症候群(PMS)の緩和…太陽化学と三重県立看護大学がPMSの共同研究によると、PMSに悩む女性が生理開始前の2週間、テアニンを摂取した所、症状の改善が認められました。

一方、緑茶粉末に多く含まれているカテキンの効果は以下の通りです。

カテキンの効果

・抗酸化作用…ポリフェノールの一種であるカテキンには酸化を防ぐ作用があり、酸化による老化や生活習慣病を予防します。

・殺菌効果…お茶のカテキンに含まれているエピガロカテキンガレードは強い殺菌効果があり、細菌の細胞膜を傷つけて活性を失わせ、殺菌します。

・血液サラサラ…カテキンには、善玉コレステロールを活性する働きがあります。
善玉コレステロールが増えることで悪玉コレステロールが減少し、血液が流れやすくなって、動脈硬化や脳梗塞などの生活習慣病を予防します。

抹茶と緑茶の両方にテアニンとカテキンは含まれていますが、その割合は異なります。それぞれの健康効果に合わせて使い分けましょう。

お薦めの抹茶スイーツが食べられるお店

ここでは抹茶を使ったスイーツが評判のお店をご紹介します。

下北茶苑大山
1970年創業の東京下北沢にある日本茶の専門店です。こちらは夏メニューとして提供しているかき氷が整理券を出すほどの大人気。

かき氷には通常のサラサラしたシロップではなく、ムースのようなふわっとした抹茶のシロップがかかっています。行列必死ですが抹茶好きの方にお薦めです。

抹茶庵
やまぎしは京都先斗町にある甘味処。こちらでは抹茶あんみつや、白玉付きの抹茶を提供しています。抹茶は注文が入ってから茶筅で立ててくれますので、出来立ての抹茶がいただけます。

祇園辻利
1860年創業の宇治茶の製造・販売店。京都八条口店、東京スカイツリータウン・ソラマチ店では茶葉や抹茶菓子の他に、グリーンティーや抹茶ソフトクリームなどの商品がいただけます。

なかなか店舗まで足を運べないという方には通販がお勧めです

京町屋ケーキ
京町屋ケーキは八橋で有名なおたべが作った最新スイーツです。黒豆餡入りの抹茶チョコレートを抹茶入りスポンジで挟み、更にその外側を抹茶八橋で挟んだ抹茶尽くしのスイーツです。新たな京都土産の殿堂に入りそうなこの抹茶ケーキは、おたべの通販サイトからも注文可能。

//www.otabe.jp/shopdetail/012000000002/012/O/

あいや
抹茶で有名な愛知県西尾にある抹茶メーカー。こちらのオンラインショップでは抹茶のみならず、抹茶を使用したスイーツが注文できます。中でも抹茶バウムクーヘンは甘さ控えめで抹茶の風味を楽しめる大人の味が大人気。抹茶好きにお勧めのスイーツです

//www.shop-matcha.jp/?pid=71972549

抗酸化と冷え改善で健康的に!

抗酸化作用や冷え性改善効果のある抹茶。抗酸化によって肌の老化も防げますし、血流もスムーズになれば動脈硬化の予防、月経前症候群の緩和と女性に嬉しいことばかりですね。

40代女性の更年期の体の不調はホルモンバランスの乱れが主な原因ですが、血の巡りが悪く体が冷えていると更に症状が悪化します。

抹茶にはビタミンAやテアニンなど血流改善成分の他に、βカロテンやビタミンEなど抗酸化成分が豊富に含まれているので、血行不良による冷えや肩こりなどを予防してくれます。日頃から抹茶を摂取して、健康的な毎日を過ごしましょう。

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