健康や美容を妨げ老化を招く!?女性の大敵『糖化』とは?

健康や美容を妨げ老化を招く!?女性の大敵『糖化』とは?

パンケーキやロールケーキ、ワッフルなどのスイーツに目が無い女性は多いと思います。だけど食べ過ぎは太るだけじゃなくて、身体の機能を低下させたり、見た目も老けさせてしまうってご存知でしたか?

これらの原因は全部「糖化」なんです。

今回はスイーツ好きには耐えられない!?糖化が与える影響をご紹介します。

糖化とは?

私たちが普段何気なく食べているご飯やパンなどの食べ物。食べ方に気をつけないと、老化や疾患を引き起こす糖化を促進してしまいます。

ご飯やパンなどに含まれている炭水化物やお菓子、イモ類に多く含まれている糖分は、体に入ると、ぶどう糖に分解されます。ぶどう糖は、私たちが動くために必要なエネルギーで、血液に混じって全身に運ばれます。

このぶどう糖が、どれだけ血液中に混じっているかを数値化したものが血糖値です。食後は血糖値が上がると言いますが、通常食後1時間程度でこの血糖値はピークに達します。

食後に血糖値が急激に上昇すると、それを下げるためにインスリンというホルモンが分泌します。インスリンホルモンは膵臓で作られているホルモンで、 血液中のブドウ糖を臓器細胞に運んだり、エネルギーとして利用して血液中のブドウ糖濃度を下げてくれるのです。

しかし糖分が多すぎるとブドウ糖を処理しきれず、血液中に残ってしまうことがあります。この余った糖分が体のタンパク質と結びつくことを糖化と言い、糖化によって作り出された老化物質をAGEs と呼んでいます。

体が糖化すると、糖化した部分では様々な機能低下を引き起こします。

糖化はどこでも起こりうる怖い存在

私達の体は60%の水分と、20%のタンパク質からできています。タンパク質は筋肉や血管、内臓や髪の毛、肌と、体のほとんどの部分に含まれている成分です。

ハリのある肌を保つために必要な成分として知られているコラーゲンも実はタンパク質です。私たちの体内にあるタンパク質の約3分の1はコラーゲンで、肌だけでなく臓器や、血管、筋肉にも存在しています。

そんな体のあちこちに存在するコラーゲンが糖化されると、様々な機能低下がみられます。

血管
血管の内側の内皮細胞と、外側の平滑筋細胞の間に存在しているコラーゲンは、血管を柔らかく保つ役割を果たしています。この部分が糖化すると血管が硬くなって柔軟性が失われ、血栓ができやすくなり動脈硬化を起こします。


骨は網の目状になっているコラーゲン繊維にカルシウムが付着してできているもので、骨の20%はコラーゲンでできています。

骨のコラーゲンが糖化すると、鬆(す)が入ったように小さな穴がたくさん開いて脆くなります。進行するとわずかな衝撃でも骨折しやすくなる骨粗しょう症となります。


黒目の奥にあって、光を調整する水晶体は、クリスタンというたんぱく質でできています。このクリスタンが糖化すると水晶体が白く濁る白内障を発症します。

このように糖化は体のあちこちで起こる怖い存在なのです。更にタンパク質を含む肌が糖化すると見た目年齢を上げてしまいます。

肌でも起こる!美容の大敵糖化

糖化は体の中だけでなく肌にも影響を及ぼします。

肌の真皮層にはコラーゲンが存在し、肌にハリを与えています。またエラスチンはコラーゲン同士を束ねて肌に弾力を与えているタンパク質です。この肌にハリや柔軟性を与えている2つの成分が糖化すると肌は硬くなり、柔軟性を失います。

笑った時などにできるシワも肌に弾力があれば元に戻りますが、硬く弾力を失った肌では元に戻らずそのままシワとして刻まれてしまうのです。エラスチンの糖化によってハリは失われ、たるみやほうれい線が目立つようになります。

更に肌の糖化は角質層でも起きます。肌の表面にあるケラチン繊維は、本来は透明ですが、糖化すると黄色や茶色に変色して、肌を黄色っぽくくすませてしまいます。

日焼けしたわけでもないのに肌が黄色っぽくくすんで見えるという方、それはもしかしたら肌が糖化しているのかもしれません。アンチエイジングの大敵、糖化を全くなかったことにはできませんが化粧品で遅らせることができます。

それが、抗糖化化粧品なのです。

抗糖化化粧品で肌の糖化を防ごう

最近では糖化を予防する成分が配合された、抗糖化化粧品も発売されています。

POLAのモイスティシモに配合されているサクラエキスには、糖化を防ぐ作用があります。

肌が糖化すると糖化物質AGEsができますが、AGEsはコラーゲンと結合してしまいます。
すると体はAGEsに結合したコラーゲンを分解するために酵素を分泌するのですが、この酵素がAGEsと結合していない正常なコラーゲンまで分解してしまい、肌にシワができやすくなるのです。

サクラエキスにはAGEsの生成を抑制する効果があり、AGEs量の低下が期待できる数少ない成分です。AGEsの生成が抑制されれば、正常なコラーゲンを分解してしまうこともなくなりますからシワの抑制にもなりますね。

この他にも、ディセンシアアヤナスには糖化を予防するコウキエキスや、黄くすみを抑えるシモツケソウエキスが配合されています。

糖化によってAGEsが生成されると肌は炎症を引き起こします。するとメラノサイトの働きが活発になり、シミを作りやすくしてしまうのです。コウキエキスには抗炎症効果があり、AGEsによって炎症が起きないようにしてくれます。

更にシモツケソウエキスにはAGEsの構造を切断する効果があり、AGEsを増やさないようにしてくれます。ディセンシアアヤナスはこの2つの成分でAGEsが増えるのを防ぎ、シミやシワを予防してくれる抗糖化化粧品なのです。

AGEsは一度できてしまうとなかなか排出されずに肌に残ってしまいますから、こういった抗糖化成分配合の化粧品を使って肌の糖化を防ぎましょう。

AGE値の多い食べ物、少ない食べ物の特徴を紹介

肌の糖化を防ぐには抗糖化成分が配合されている化粧品を使うことで抑制できますが、体の糖化を防ぐには、どうしたらよいのでしょうか。

実は、同じ食材でも調理の仕方でAGEsの量が変わってくるのです。

焼いたり炒めたり揚げたりして焦げ目のついた食べ物はAGEsが高い傾向があります。特に フライドチキンやステーキ、ハンバーグなどの動物性脂肪食物はAGEsが高くなるので注意しましょう。

一般的に揚げる、焼く、炒める料理は料理中の温度が高く、その分AGEsも高くなります。蒸す、煮る、茹でる調理法はお湯を使うので、調理中の温度が100度に抑えられて、AGEsも低くなります。

同じ食材でも、水炊きと唐揚げでは、AGEsの値は10倍も違いが出るのです。蒸す、煮る、茹でる調理法は油も使用せずに、カロリー的にも控えめで済みますから、健康と美容の為に調理法を工夫してみましょう。

体の糖化を防ぐために気を付ける点

さらに食事の仕方で糖化を予防する事もできます。

1日3食キチンと食べよう

朝は忙しいからと朝食を抜いていると、血糖値の低い状態が長く続いて、体の中では血糖値を上げる作用のあるインスリン拮抗ホルモンが大量に分泌されてしまいます。

こんな状態で昼食を食べると急激に血糖値が上昇。さらにそれを抑えるために今度はインスリンホルモンが大量分泌と、血糖値が激しく上下します。このような血糖値の激しい変化は糖化を過度に促進してしまいます。

ダイエットのためにと朝食を抜いたら、痩せたはいいけど肌の老化が進んでしまったなんてことになりかねません。朝起きたらきちんと朝食を食べましょう。

ゆっくり食べる

先ほども紹介したように、血糖値の急上昇、急降下はインスリンやインスリン拮抗ホルモンを分泌させて糖化を必要以上に促進させてしまいます。時間をかけてゆっくり食べる事で血糖値の急上昇を避ける事ができます。

食物繊維の豊富な野菜類から食べる

食物繊維は腸内の吸収を穏やかにして、血糖値の急上昇を抑えます。一口目にご飯や肉類を食べて入る方は、野菜や漬け物類を先に食べるように心掛けましょう。

また、食物繊維には水溶性と不溶性の2種類がありますが、水溶性の食物繊維にはAGEsの吸収を阻害して、身体の外に排出する働きもあります。

水溶性の食物繊維は難消化性デキストリンとも呼ばれていて、様々なサプリや健康食品が出ています。大正製薬のヘルスマネージ大麦若葉青汁は、農薬不使用の有機大麦若葉をベースにした粉末タイプの青汁です。

こういったものを食事と一緒に摂取することで血糖値の上昇を穏やかにすることもできます。外食が多い方や、食物繊維を気軽に摂りたいという方にお勧めです。

自分の未来を作る大切な食事

糖化は急に起こる訳ではなく、日々の生活の中で少しずつ進行していくもの。何をどんな風に食べるかで、未来の自分の姿や、健康状態も変わってきてしまいます。AGEの高い食品を食べる時は、食べる順番や調理方法に気をつけて、糖化が加速しないようにしましょう。

糖化をゼロにすることはできませんが、糖化の速度を遅らせて、いつまでも若々しくいられるようにしたいですね。

去年まで大ブームしたパンケーキをたくさん食べてしまったという貴方、これからは糖化を防ぐ為に可能な事から生活に取り入れてみてください。

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