美肌やアンチエイジングに効果的!ザクロはポリフェノールがいっぱい

美肌やアンチエイジングに効果的!ザクロはポリフェノールがいっぱい

適度な酸味があり、さっぱりした味わいのザクロは、美容や健康効果が高いとされ、海外でも大人気。日本では生のザクロはなかなか手に入りませんが、ザクロジュースや冷凍したザクロはネットで気軽に購入できますよね。

数年前にザクロに女性ホルモン作用があると報道されてからは更に人気に拍車がかかりました。

女性の果実と言われているザクロにはいったいどんな効果があるのでしょうか。今回はザクロに含まれている成分とその効果についてご紹介します。

ザクロ(石榴)とは

ザクロ(石榴)は、 ミソハギ科ザクロ属の落葉小高木(らくようしょうこうぼく)で、秋になると球形の実をつけます。

厚い外皮の中には透きとおった真紅の小さな粒状の果肉がびっしりと詰まっていて、実が熟すと外皮が裂け、中の赤い果肉が顔を覗かせます。

ザクロの原産国はペルシャ、現在のイラン周辺と言われていて、今もイランはザクロの最大の生産国。イランの一部の地域では黒ザクロという更に美容効果の高い品種が栽培されていて、薬用として使用されているそうです。

ザクロは古代ギリシアの医学の祖と言われるヒポクラテスの医学書や、薬草学の父と言われるディオスコリデスの薬物誌、インド最古の医学書アーユルヴィーダなど、古代の医学書に記載されていて、古くから使用されていたことが伺えます。

中国の漢方薬としても使用されており、果皮を乾燥させた石榴果皮(セキリュウカヒ)は、下痢止めの効果があり、抗菌効果のある根を乾燥させた石榴根皮(セキリュウコンヒ)は殺虫剤として使用されています。

日本には平安時代に薬用として中国から伝わり 『日用本草』、『本草蒙筌』などにザクロが記載されています。

この様に多くの国で古くから薬用として使用されてきたザクロ。現在でも美容や健康効果があるとして海外でも大人気です。

ザクロにはどんな成分が含まれているのか、見ていきましょう。

ザクロの美肌効果

ザクロは古くから女性の果実と言われ、高い美容効果が期待されています。しかし実際に成分を見てみると、ビタミンB群、ビタミンE、ミネラル類などの美肌に良いとされる成分は微量で、ビタミンCに至っても100gあたり10mgと決して多くはありません。

それでもザクロが美肌に良いといわれて言われている理由は何故でしょうか。

ザクロはビタミン、ミネラル類は決して豊富とは言えませんが、エラグ酸をはじめとしたポリフェノール類が豊富で高い抗酸化力があります。中でもエラグ酸は美白効果があり、シミの予防に有効な成分です。

厚労省が求める美白効果!エラグ酸とは

エラグ酸はブルーベリーやイチゴ、ラズベリーなどに含まれているポリフェノールの一種で、高い抗酸化作用があります。

またエラグ酸には美白効果があり、多くの美白化粧品やサプリなどで使用されている成分。その美白効果の高さは厚生労働省からも医薬部外品として認可されている程です。

紫外線が肌に当たると、チロシナーゼという酵素が活性化。チロシナーゼは基底層にあるチロシンという成分を黒色化し、シミの元となるメラニン色素に変換します。

エラグ酸は、チロシンをメラニン色素に変える酵素チロシナーゼの働きを抑制する作用があり、メラニン色素ができるのを防ぎます。

抗酸化作用に美白効果とお肌に効果のあるエラグ酸ですが、実は糖尿病を予防する働きもあるのです。

美肌だけじゃない!エラグ酸の健康効果とは

通常、食事をしたあとは血液中の糖分濃度(血糖値)が高くなります。身体は血液中の糖分濃度を一定に保つ働きがあるため、血糖値が上がるとインスリンというホルモンを分泌して、血糖値を一定に保とうとします。

しかし糖尿病になると、インスリンの分泌が低下したり、全く作り出せなくなり、血糖値が上昇した状態が続きます。すると血液中の糖分が血液をドロドロにして血流を低下させ、固まりやすくします。

ドロドロ血液は毛細血管を詰まらせて、酷くなると肝臓機能の低下や、失明など様々な合併症を引き起こします。

では、なぜ糖尿病になるとインスリンの分泌は低下してしまうのでしょうか?

インスリンの分泌が低下する原因として、レジスチンと言うホルモンが挙げられます。レジスチンはインスリンの働きを阻害するホルモン。レジスチンがたくさん分泌されると、いくらインスリンが分泌されても相殺され、血糖値が下がらなくなってしまうのです。

エラグ酸には、このレジスチンの分泌を抑制する働きがあり、血糖値を下げるインスリンが正常に作用できるようにします。

糖尿病は原因によって1型、2型に分けられますが、 近畿大農学部の河村幸雄教授と森山達哉准教授らの研究によると、エラグ酸は2型糖尿病に効果があることが分かりました。

糖尿病患者の割合は2型が圧倒的に多く、 2型糖尿病は40歳を過ぎてから発症するケースがほとんどです。中年期以降かかりやすくなる糖尿病。エラグ酸が豊富に含まれているザクロを摂取して2型糖尿病の予防に努めましょう。

参考サイト://www.kindai.ac.jp/topics/2012/07/post-351.html

ポリフェノール類が豊富

ザクロに含まれているポルフェノール類の中には抗酸化作用だけでなく、美肌に欠かせないハリや弾力、潤いを守る若返り成分レスベラトロールも含まれています。

若返りの成分レスベラトロールとは

レスベラトロールは若返りの成分とも呼ばれていて、抗酸化作用のある成分です。

若々しい肌を保つためにはコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸が必要ですが、体内にはこれらの成分を分解する酵素があります。

若い時は分解されてもすぐに新しいコラーゲンやヒアルロン酸が作り出されますので問題ありませんが、年齢を重ねると新しく作り出すペースが遅くなり、これら美肌に必要な成分は減少する一方になってしまいます。

レスベラトロールはこの酵素の働きを抑制して、肌が老化するのを予防します。

・ヒアルロニダーゼの抑制…ヒアルロニダーゼとは肌の潤いや柔軟性に必要なヒアルロン酸を分解する酵素。レスベラトロールはヒアルロニダーゼの分泌を抑制してヒアルロン酸が減少するのを防ぎます。

・エラスターゼの抑制…エラスターゼは肌のハリや弾力に必要なエラスチンを分解する酵素。レスベラトロールはエラスターゼを抑制して肌のハリが低下してシワやたるみができるのを食い止めます。

・コラゲナーゼの抑制…コラゲナーゼは肌の弾力に欠かせないコラーゲンを分解する酵素。
肌に紫外線があたるとコラゲナーゼが活性化されてコラーゲンが分解されてしまいます。レスベラトロールはコラゲナーゼの活性を抑制してコラーゲンの分解を抑制します。

・チロシナーゼの抑制…チロシナーゼはチロシンをシミの原因となるメラニン色素に変える働きのある酵素。レスベラトールはチロシナーゼの働きを抑制してシミを作らせないようにします。

更にレスベラトロールには抗炎症作用があり、ニキビの原因となるアクネ菌の増殖を抑えます。また、アクネ菌によって作られる炎症物質リパーゼが作られるのも抑制することでニキビができるのを予防します。

ザクロの女性ホルモン効果はホント?

ザクロには、女性ホルモンに似た成分が含まれていて、不妊や更年期障害などの改善に良いと言われています。

これは1966年にカルフォルニア工科大学のヘフトマンズ博士が、ザクロの種子にエストロゲンの一種であるエストロンが含まれていることを発表したことで有名になりました。

さらに1988年には、アレキサンドリア大学のモネム博士が、エストロゲンの一種であるエストラジオールも含まれていることを報告した事で一気に広がり、ザクロと言えば女性ホルモンのイメージが浸透しました。

その後、1999年に国内で国民生活センターが市販のザクロ使用食品を用いてテストを行いましたが、果汁部分についてはエストロゲンの検出はできなかったと報告されています。

しかし、1Kg中に17mgと含有量は多くはありませんが種子からエストロンが検出されています。

通常植物に含まれているエストロゲンは、人間が体内で作り出しているエストロゲンと作用が似ていても、構造が異なるものです。しかしザクロに含まれているエストロンは人間が作り出すエストロンと全く同じ化学構造を持っているため効果は抜群。

ですから女性ホルモンの効果を期待するなら、種子まで圧搾してあるものを選ぶと良いでしょう。

そこでおすすめしたいのが下記の2商品。

「フリーズドライザクロの実」はカリフォルニア産のザクロをフリーズドライして種ごと食べられるようになっています。無着色・無香料のそのままのザクロですから添加物を気にする方でも安心して食べられますね。
//www.junzosen.com/item/1204.html

またザクロの種子が丸ごと入ったクイーンズザクロもお薦め。こちらのザクロジュースはザクロを特殊な方法(特許取得)で丸ごとすり潰しています。

使用されているザクロは残留農薬や放射性物質、栄養成分などがHPで公表されていますので品質も安心ですね。
//www.queenszakuro.com/5_qzakuro/queens.html

ザクロの女性ホルモン効果を期待するなら、上記のような種子ごと摂取できる商品を選びましょう。

抗糖化にもなる!?ザクロの更なる効果に期待

いかがでしょうか。ザクロには様々な抗酸化成分が含まれていて、美肌や生活習慣病の予防に効果的でしたね。

ザクロには他にもタンニンやアントシアニンと言ったポリフェノール類が豊富に含まれていて、体が酸化されるのを防いでくれます。

体を酸化する活性酸素にはいくつか種類があり、抗酸化作用のある成分も特定の活性酸素にのみ効果を発揮しますので、種類の異なる抗酸化成分を摂取する事は体の酸化を防ぐために効果的。

最近の研究では抗酸化と同じく老化の原因としてあげられている抗糖化にも、ザクロに含まれているプニカリンなどの複数のポリフェノールが有効であることが分かったそうです。

これは2013年7月に行われた第13回日本抗加齢医学会総会で森下仁丹が発表したもの。抗糖化商品の製品化はもう少し先のようですが、近い将来再びザクロの抗糖化作用で注目を浴びる日が来るかもしれませんね。

参考サイト://www.jintan.co.jp/a.php?id=87

このページのトップヘ